渋野日向子【激動の２０２１年】　シブコ劇場を振り返り　スイング改造〜復活優勝〜最終予選会まで

プロ転向した翌年

19年の全英オープンで劇的な優勝をして

世界を驚かせたシンデレラガールは

それから丸１年、今年は本当に様々な出来事がありました

今まではトップの位置を高く上げていたんですが、

ちょっと低め、

右肩よりも手が上がらないように・・

そのトップができることで左のミスが消えます。

縦振りよりも横振りに近いスイングを目指しました

４月からのアメリカツアーを控え、

国内で４戦をこなしました

今、取り組んでいることにまったく不安はないですし、

周りにどうこう言われようが私は関係ない。

世界にはいろんな人がいて、いろんな意見があるのは当然。

その評価に負けないように、自分も左右されないように、自分の意志を貫きたいです

強い気持ちで海外へ飛び出した渋野選手でした

３日目に進めるか心配だったのですが・・

（ドロップゾーンからは）距離を間違えていて…。もう1つ前のティグラウンドの距離でやっちゃっていて、それにまったく気づけないくらい動揺していました。グリーン上で『あれ違うな』って思って、自分って馬鹿だなっていう感じでした

3カ月の最後のラウンドだったので、最初から攻めていこうという気持ちで、それを最後まで貫けたのはよかったと思います

3カ月間の米ツアー、結果はいいものではなかったと思うけど、

いろんな経験ができました。

足りない部分も見つかったし、3カ月前よりショットの精度は上がってきている。

その実感を日本で発揮できたらと思います

約２年ぶりの優勝は、

本当に感動的でした！！

最後まで自分らしくプレー出来たと思います

正直2019年の自分を超えられるのは難しいんじゃないかと思いながら、

ずっと試合をやり続けてました

自分の勝ちたい欲も抑えて１打１打に向き合ってやってきた甲斐がありました